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2/2 「アルプスとお城と創造のまち」を目指そう」

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2013年12月13/12/24 日現在
次世代交通政策への疑問と、私の考える「これからの松本のまちづくり戦略」
2/2 「アルプスとお城と創造のまち」を目指そう*1

1 今日に至る中心商店街を中心とした「まち」の位置づけ

-1 マイカー時代が到来した昭和50年代から中心商店街の衰退が始まった。

-2 週末には、街に来る車で交通渋滞、街に来ても駐車場が満杯などという一見中心商店街にとってはいい時代だった。

-3 しかし、この頃から団塊世代を中心に郊外居住が顕著となり、大手小売り企業も郊外のバイパス沿いに展開し始めた。

-4 この時点までの都市は、マイカーに頼る必要のないコンパクトシテイだった。この時点なら、都市のスプロールと都心の空洞化をコントロールすることは可能だったと、今になったらわかる。

-5 現在、街で元気が感じられるお店は、若者対象のファッションや理美容、飲食関連くらいである。その若者の数は、少子化でどこまで減っていくかわからない状況にある。

↓  ↓  ↓

このような時代状況にあって「次世代公共交通」をキーワードに、
10年、20年先を見据えたまちづくりを考えようというのは、無理がありすぎる。


2 「アルプスとお城と創造のまち」を目指そう

-1 12月20日、今日現在、イオンモールができると中心商店街が衰退すると心配されている。

-2 イオンモールには、今後とも未来型・観光型のモデルとなる街づくりを進めてもらい、我々は、歴史あるアルプスの城下町再活性化による街づくりを進めるべきである。
我々とイオンモールの利害は、ここに一致する。双方が連携し、「アルプスとお城と創造のまち」を目指すことで、地方都市新生の全国モデルになれるチャンスを逃す手はない。

このような将来イメージに基づいて、次世代交通論議を進めてほしい。
  *1 「アルプスとお城と創造のまち」は、長く松本市の標語だった。



(参考)
次世代交通政策新しい交通体系によるまちづくりビジョン
更新日:2013年1月30日
 松本市は、超少子高齢型人口減少社会の進展や地球規模の環境問題の深刻化などの社会情勢に鑑み、健康寿命延伸都市・松本の重点施策として、次世代交通政策を推進しています。
 自動車に過度に依存しないまちをつくり、環境にやさしい自転車や公共交通の利用と歩行者を優先する施策を進め、10年先、20年先を見据えた松本のまちづくりについて、市民、関係機関・団体の皆さんと議論・検討を重ねるため、松本市が目指す、新しい交通政策による将来のまちの姿を「まちづくりビジョン」として示すものです。   (概要版 1 はじめに)