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先進国の人たちと、大きな金融資産の魔性

 30数年前、ビックコミックだと思うのですが、原始人の家族を描いた楽しい漫画がありました。そこでのお金は穴の開いた大きな石でした。昔のアメリカでは、タバコも貨幣として通用したと読んだことがありますが、貯蓄性の乏しいことは同じです。
 これらなら不必要なほどの金持になっても困りますから、金持ちへの欲望はあまり肥大化しないと思いました。
しかし、生活が豊かになって、お金が生活上のリアルなお金と、定期預金通帳に始まる数字でしか確認できない大きなお金、その価値や存在を信用するしかない空虚なお金に二分されたとき、欲望というより金融資産が大きく減ずる不安が膨れ上がり、いくら金持ちになっても、そのお金が実態が見えない世界で価値が大きくも変動する「信用の塊」であることに怖れおののくようになったのだと思います。
 虚構性の極めて強いお金(金融資産)は、持てばもつほど安心を求めて数字を補強しようとするのでしょう。
 先進国を中心に、リーマンショックを契機とした国債増発が続き、どんな余震が起こるのかと不安を感じています。



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